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  ←人間学・ジェンダー研究最新版 ◆2022-12-13 第4回人間講座を開催しました。 第4回人間講座(視聴期間2022年12月2日(金)~11日(日)、オンデマンド映像配信にて)を開催しました。幸島司郎京都大学名誉教授を講師としてお迎えし、「次世代型動物園としてのフィールドミュージアム」と題して講演いただきました。  幸島氏は、京都大学野生動物研究センターで10年以上、動物園や水族館と連携して野生動物保全に関わってきました。このセンターは、生息地において野生の状態で動物の研究や保全を進めるだけではなく、地域の動物園や水族館と協力しながらそれに取り組んでいることが特色で、15年前に設立されました。貴重な絶滅危惧種の野生動物を飼育しているのが動物園や水族館ですが、日本の動物園や水族館は動物福祉、研究教育、保全の分野で十分な貢献ができていないという課題があり、それを解決することがこのセンターの使命になっているということです。センターの活動を通じて、幸島氏は、野生個体では困難な形態や行動整理の詳細な分析、実験的操作、飼育条件操作が可能になり、多種間での比較が容易にできるというのが、動物園・水族館での飼育個体研究の利点であると説明されました。  幸島氏は、世界中の氷河で雪氷生物学の研究をしたり、学生と一緒にイルカや霊長類などの生態学や行動学の研究をしているうちに、マレー半島のオランウータン島で野生復帰事業に関わることになり、野生復帰するためには、飼育・半飼育・野生環境での観察・研究が必要なのではと考察し、そうした自然生息地型の生物観察研究施設(フィールドミュージアム)が保護区のネットワークとの一元的管理・運営により、野生動物保全や学術研究に生かされ、また、地域活性化や環境保全につながると解説しました。  従来型の動物園は、主に海外の珍しい動物を人々の娯楽として展示する施設であり、研究・教育・保全の機能が不足し、それができるような専門家のいる所は少ないのですが、飼育・半飼育・野生環境の整備された場所であれば、本来の姿や行動を詳細に観察することができるため、研究や教育、動物福祉の観点からも良く、地域の住民や専門家の新しい職場にもなるので、地域の活性化や環境保全に役立つのだそうです。 最後に、幸島氏が平成25年度から31年度に手掛けたフィールドミュージアム構想によるアマゾンの生物多様性保全プロジェクトを紹介し、日本の動物園・水族館の可能性を課題として、動物福祉の推進、教育・研究・保全機能の充実に向けて市民参加の窓口となること、自然生息地での研究・保全・教育への貢献が必要と説明し、それには、大学や研究者、行政、ボランティアとの連携・協力が必要であると締め括りました。                           お問い合わせ 資料請求 交通アクセス このサイトについて 個人情報保護方針 ENGLISH 採用情報 教職員用 Copyright © Sugiyama Jogakuen. All Rights Reserved.

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