ドディ・ルケバキオ

閉じる ライフラインの長期途絶に対応できる災害訓練（シミュレーション含む）を年２回以上行っておく． 「広域災害においては様々な物資の供給が途絶し，直接的な被害の小さい地域においても重大な影響を被ることを知った」（福島県・内陸），「停電１週間，断水２週間，ガソリン不足３週間，固定電話・fax停止10日間等全く情報取得できず」（宮城県・内陸）など，地震・津波による直接被害がなくともライフラインの長期途絶により病院存続が危ぶまれ，対策訓練を行っておく必要があります． 作成日（撮影日）： 2015/04/07  登録者： 佐々木宏之  フェーズ： 事前  対象： 医療機関  カテゴリ： 災害対策 受援計画  場所： 医療機関  関連する学術論文・資料等 佐々木宏之、江川新一、山内聡：医療機関における「受援計画」に関するアンケート調査．東北大災害研災害医療国際協力学分野HP: http://www.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp 関連URL http://www.irides-icdm.med.tohoku.ac.jp http://xxxxxxxxxxx.jp/xxxxxx/ --> 登録者の他の教訓（コンテンツ） LL0021 発災時，様々な医療支援に対応できるよう病院受援計画を策定しておく LL0025 衛星携帯電話を導入し整備しておくこと．常時，非常電源に繋げバッテリーを常時充電しておく LL0026 広域災害救急医療情報システム（ EMIS: Emergency Medical Information System)に入力すべき被害状況を迅速に把握できる体制を整備しておくこと．被害状況を誰が確認し，誰に伝えるのかを明確にしておく． LL0028 病院被災状況を伝える相手機関・上部機関の衛星電話番号を把握しておく． LL0029 近隣及び遠隔地医療機関との災害時相互支援協定を締結しておく． LL0031 病院避難が必要または患者移送が必要となった際，受け入れ先医療機関を決定しておく． LL0033 支援チーム受け入れ窓口・調整担当を誰が担うか決めておく．（可能なら複数） LL0035 支援物資，支援医薬品はどこに保管し，誰が管理するか決めておく． LL0037 支援チームに依頼する業務内容を記載した受援ワークシートを作成しておく． LL0044 災害時に継続すべき業務と休止する業務内容の計画（事業継続計画：BCP）を各部門で立案しておく． LL0047 院内の備蓄（食料・水・医薬品など）を職員分も含め１週間分確保しておく． LL0048 厳寒期の暖房，酷暑期の冷房について対策しておく． LL0049 燃料備蓄を十分に行うこと．または確実な燃料確保のために販売元等と災害時優先販売協定を結ぶことが重要． LL0052 食料品，医薬品など，災害時でも安定供給を確保するための協定等を仕入れ先等と結んでおく． LL0058 津波浸水の恐れのある医療機関では備蓄物の上層階での保管を行うこと．発電機，ボイラー，衛生携帯電話などを浸水する恐れのある場所に設置しないことが重要． LL0059 津波浸水の恐れのある医療機関では寝たきり患者等，移動困難な患者の上層階への避難経路を確保しておくこと．避難方法を決めておく． LL0063 被災者である病院職員の身体面・精神面に配慮する計画を立案しておくこと．病院職員家族の安否を確かめる手段について検討しておく． LL0068 様々な状況（例：季節，時間帯（夜間，休日），災害種類（地震，津波，台風，洪水，噴火など））に対する訓練・教育を行っておく． Copyright（C）2013-2014. 東北大学災害科学国際研究所 All Rights Reserved.