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産機Komtraxで生産性が140%アップ  金属部品メーカーの末吉工業様「データを見ながら現場が自発的に改善」   末吉工業株式会社 取締役 生産部門統括 兼 技術部長 牛島雄一 様   末吉工業株式会社様は、大型自動車や建設機械の金属部品を製造するメーカーです。1952年に横浜・下末吉町で創業。現在は埼玉県伊奈町に本社を置き、製品の多くは関東圏の有名メーカーに純正品としてOEM供給されています。 特に建設機械向け燃料タンクは、高い品質が評価されて業界トップクラスのシェアを誇ります。厳しいものづくりの中で、コマツ産機の機械と産機Komtraxがどのように使われているのか。末吉工業取締役で生産部門統括 兼 技術部長の牛島雄一様にお話をうかがいました。 (聞き手:コマツ産機ICTビジネス推進室 折坂志郎) ※産機Komtraxとは:コマツ産機が製造販売するプレス機械や板金機械、レーザ加工機などの産業機械に標準搭載されている「稼働管理システム」です。IoT技術を活用して制御コンピュータから得られるデータを収集し、分析結果を見える化。インターネットを介して稼働状況を確認することができます。 《目次》・主力製品は大型自動車や建設機械のタンク類 ・日々のデータを「稼働掲示板」のグラフで見える化 ・産機Komtraxで「改善のPDCA」が回せるように ・技術員が「IoT化を学ぶ機会」を作れたことは大きい ・同じデータを他社がどう使っているのか知りたい   ・主力製品は大型自動車や建設機械のタンク類   生産部門の統括と技術部長を兼任している牛島様   ――末吉工業様は、高い耐久性能のタンクの専門メーカーとして知られていますが、全社的にはどのような製品を作られているのでしょうか。 当社の売上構成は、大型自動車用の燃料タンクや建設機械用の作動油タンクなどの「タンク類」が約3割、防音カバーなどの「プレス板金製品」が約3割を占めています。このほか、大型車用のプロペラシャフトが約2割、その他製品が2割です。 1960年代に埼玉県に進出し、70年代に上尾市に本社を置くフコク(東証一部上場の自動車部品メーカー)のグループ企業となりました。現在は伊奈町に本社と伊奈工場、上尾市に上尾工場を設けています。 上尾工場はプレス板金製品が中心で、それ以外の製品は伊奈工場で製造しています。鉄製品が主体ですが、アルミやステンレスを使う製品も一部扱っています。 主なお客様は、大型自動車メーカーではいすゞ自動車様、UDトラックス様、三菱ふそうトラック・バス様、日野自動車様。建設機械では小松製作所様、日立建機グループ様、住友建機様、日本キャタピラー様、クボタ様です。燃料タンクの一部は市販製品として販売しています。――牛島様は、生産部門の統括と技術部長を兼任されているのですね。 生産部門の統括としては、生産ラインの調整や、製品の品質や納期、コストをトータルで管理しています。最近ではコロナ禍でサプライチェーンが乱れることもあり、原材料の調達や生産スケジュールの調整と進捗管理に苦心しています。 技術部には3つのグループがあり、設計グループではお客様のご要望をお聞きして製品の設計を行い、生産技術グループでラインや設備などの設置や新技術の導入、設備管理グループで設備の保全や工場インフラの整備などを行います。あわせて、当社が持つ技術ノウハウの蓄積や、将来を見越して新しい設備や生産体制をどうするかの検討なども行っています。   ・日々のデータを「稼働掲示板」のグラフで見える化   工場内に置かれた建設機械用の燃料タンク。独自の加工技術で高い耐久性能を実現   ――現在、産機Komtraxを搭載したコマツ産機製の機械を2台お使いいただいております。 二次元レーザ加工機はTLV510が1台、板金素材の曲げ加工に使うプレスブレーキはPVS1353が1台ですね。このほか、Komtraxが搭載される以前のプレスブレーキとして、PHS50X200を3台、PHS110X310を1台使っています。 工程としては、鋼板を曲線形状に切断する工程で二次元レーザ加工機を、切断された鋼板をタンクの形に加工するシェル曲げ工程でプレスブレーキを使わせていただいております。このほか、ロボット溶接工程にはコマツ製の溶接ロボットRAL10を使っています。 また、コマツさんの機械は使っていませんが、近年特に仕事が増えている分野として、後工程としての塗装、それも下塗りだけでなくトップコートまで行う塗装や、艤装(ぎそう)という部品の組み付けの工程などもあります。 当社の従業員数が284人(2021年11月現在)ですが、うち196人が直接作業員として製造に関わっています。当社の特徴は少量多品種生産ですので、工程は全自動ではなく、作業員がプログラムの呼び出しと材料の投入を行い、機械が切断や加工をした製品を作業員が後工程に運搬するなど、作業員と機械が一体となって作業を行っているのが現状です。   末吉工業様における燃料タンクの製造工程   ――産機Komtraxを使っているのは、どの工程でしょうか。 主にレーザ切断加工機のTLVで活用しています。設備の稼働状況をKomtraxで取得し、日々のデータを「稼働掲示板」のグラフで見える化することにより、実際の切断加工時間が確認できますので、それを基に設備稼働率の目標を設定できるようになりました。   稼働掲示板:工場全体の機械が、今どのような状況で稼働しているか、ひと目で確認できる。   具体的にいうと、コマツさんの機械導入前と比べて、生産性が140%増と大幅に改善しています。まずはTLVの導入によってパレットチェンジの自動化が可能になり、以前の機械と比べて生産性が60%増になりました。 さらにKomtraxのデータを踏まえて、設備の生産性や段取り時間、ムダ時間を技術員が要因分析し、切り方や手順の改善を図る手がかりとしたところ、80%増から90%増の生産性向上を果たすことができ、設備投資の効果がはっきりと確認できています。   ・産機Komtraxで「改善のPDCA」が回せるように   二次元レーザ切断加工機 TLV510に鋼板を投入   ――現在、コマツ産機のすべての機械には産機Komtraxが標準搭載されています。御社の機械採用時には産機Komtraxをご存じでしたか。 もちろん知っていましたし、Komtraxの標準搭載が完全に採用の決め手となりました。事前にKomtraxが稼働しているところを他のメーカー様に見学させてもらい、「これならうちがやりたかったことができる」と分かったので購入を決めた経緯があります。――産機Komtraxは、具体的にどなたがどう使っているのでしょうか。 導入当初は、生産技術の技術員が使っていました。設備投資した効果をどうやって回収していくか、という着眼点で、稼働率を上げていこうというテーマで活用していたのですが、必要なデータがネット上でパッと見られるようになりました。 稼働率の現状が見えると、新しい目標を立てて、そのために何をすればよいのかを具体的に考えることができます。そして実際に行った結果が、きょう分かる。そうやって改善のPDCAが回せるようになりました。   稼働管理:機械1台ごとの詳細な稼働状況を表示。稼働状況を5つの色分けで表示し、累積グラフから、1日の累積生産回数も確認できる。   さらに利用を続けると、今度は製造ラインの管理職である職長が自発的に活用してくれるようになりました。こちらが求めなくても、日々のデータの変化を報告してくれたり、データに基づく改善や次の対応を積極的に提案してくれたり。製造から生産技術に対し、切り方のプログラムに対する要望や、設備の増設も出るようになりました。このような活用は当初想定していなかったことです。 実はKomtraxの導入前にも、同じようなデータを取ることがありました。しかし、設備稼働率を把握するためには、設備ごとに人が一日中張り付いて、ストップウォッチなど手作業で時間測定や加工数などを取得するケーススタディを行う必要がありました。 このような人数や時間を割くことなく、しかも毎日のデータが自動的に取れるようになったことは非常に大きいです。こういうことが可能になった点は、Komtraxが標準搭載されている機械を導入したおかげかなと思います。   ・技術員が「IoT化を学ぶ機会」を作れたことは大きい   稼働中のプレスブレーキPVS1353。シェル曲げ工程で使われている   ――IoT技術を活用した生産性向上というテーマは、いつごろから検討されていましたか。 5年くらい前ですかね。当社ではそのころから大きく設備更新を図り始めたのですが、製造のIoTという言葉はまだ一般的にはなっておらず、機械を自動制御するPLC(Programmable Logic Controller)装置をこうつなぐとデータを吸い出せるようになりますよ、という話を聞くようになったころだと思います。 それが、3~4年前にコマツさんの機械を相次いで導入したのを皮切りに、実際にIoT装置を活用し始めることによって、設備から取れるデータや情報は何かを具体的に理解することができるようになりました。 これを受けて社内では、IoT技術を活用して全体の工程をどう管理して生産性を上げていくか、という検討が行われるようになりました。この検討結果は、その後の新しい設備導入の意思決定にも反映されていますし、機械の投資効果が明確になるので、設備投資の判断も得やすくなっています。――今後、産機KomtraxのようなIoTの水平展開は考えていますか。 今後、製造現場でIoTが一層重視されるようになることは確実です。Komtraxによって、設備と机上端末のつながる化、見える化を実際に体験することで、技術員がIoT化を学ぶ機会を作れたことは、大きな効果があったと考えています。 現状ではKomtraxを活用したIoTは、コマツさんの機械でしか行えていないのですが、他の工程ではもちろん、将来的には「一貫生産ライン」すべてをIoTで管理し、トータルでの生産性向上を図っていきたいと考えています。   ・同じデータを他社がどう使っているのか知りたい   取材日には工場の天井から「品質月間」の垂れ幕が   ――産機Komtraxの活用法について、今後導入を検討されていることはありますか。 工場内の中央にある製造事務所に大きなモニターを置いて、Komtraxの「稼働掲示板」などの画面を表示し、多くの人が見られるようにする構想はあります。――Komtraxへの要望はありますか。 Komtraxの「作業日報」機能については、プログラムナンバーごとのデータしか見ることができないので、ひとつのプログラムで多数個取りしている工程の場合、データをエクセルで再計算し直さないと必要なデータが取れない不便さがあります。後処理せずにそのまま使えるデータが出ればいいな、とは思いますね。 また、Komtraxのデータを基に、製造現場の作業員に対して、こういう状態になったらこういうアクションを取るべきといった、予測に基づく提案を自動で出してもらえるようになるといいなと思います。それによって作業員はより製造に専念することができますし、管理もしやすくなるからです。 それから、同じ機械を使っている他社の事例などをKomtraxに取り込んでもらい、データの新しい活用方法を選択できるようになると、若手の技術者が自律的に改善を進められるようになり、より迅速な見える化やIoT活用の深化が図れるのではないでしょうか。 今後は上流工程から下流工程までにデータをIoTで取得し、すべてをつなげてリアルタイムで見ながら、現状と改善点がひとめで分かるようにしたいと考えています。その際にはメーカー間のデータをどうつなぐのかが課題となりますが、その解決も含めて、これからもKomtraxのさらなる進化に期待しています。――データに基づく提案を出す機能については、産機Komtraxの次期コンテンツとして検討させていただきます。他社の活用事例については、すでに弊社で把握しているものもございますので、さっそく営業担当より情報提供をさせていただきます。 貴重なご意見、ありがとうございました。 《取材後記》 コマツのレーザ加工機(TLV) x 産機Komtraxにより、大幅な生産性向上を実現された牛島様。稼働率を上げていこうという明確な目的をもって産機Komtraxが搭載された設備を導入されたのが印象的でした。 難しく捉えられがちなIoTですが、産機Komtraxなら難しい設定は一切不要です。弊社機械を導入したら、すぐに誰でも生産の見える化が始められます。皆さまも牛島様のように現場を見える化し、改善のPDCAへと次の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。 牛島様、成功体験をお聞かせいただきありがとうございました。 (コマツ産機・折坂)       産機Komtraxに関するご感想、ご要望、良いアイデアなどがございましたら私たちにご意見をお寄せ願います。 今後の新アプリケーション開発の参考とさせて頂きます。   姓 名 会社 メール 産機Komtraxに関するご意見 Comments     産機Komtrax HP 産機Komtraxの機能概要をご確認頂けます。 カタログのダウンロードはこちら から。   ご利用上の注意  個人情報保護への取り組み

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